大学生の振り返り帳

アウトプットは良いらしい

さぁ、振り返ろう

始まりは去年の春休みーー

突如として先生の招集を受け、いいかねパレットに集まったゼミ第4期生メンバー。そこで打ち明けられた、衝撃の事実とはーーーーーー

 

 

 

ご無沙汰です!まずは1年間、好奇心に関する研究おつかれ様でした!!

「好奇心を育てる場の条件」を調べましょう、といいかねパレットで言われてから丸1年。慣れないテーマの分析をするだけでなく、それをまとめた上で、学外の人へ向けて成果として発表する。かなり大変だったと思います。もちろん自分もです。

研究の道中はわからないことだらけで、まさに雲をつかむよう。その中でも、自分たちなりの切り口で好奇心を掴み、他の班とは毛色の異なる発表ができたことは良かったと思います。

 

遠足は帰るまでと言われるように、研究中はもちろん研究を、それが終わった後は振り返りをして次へ。1年間の振り返りを通じて自分の学びを共有したいと思います。

 

 

前期

fcub.hatenablog.com

 

前期の内容については ↑ へ。個人的にきれいに書けたと思います。

 

 

 

後期

まずは前期発表の振り返りから始まりました。自分たちは好奇心を図で表し、また好奇心には「生まれる」と「育つ」の2つの段階があるとし、それを踏まえた上で、「場の条件」にどうアプローチできるかを考えました。結局、自分たちは「価値観」という概念を加え「個人の価値観」と「場の価値観(機会の属性)」の合致というアプローチを取るようにしました。アプローチを決めた後は価値観を明文化している学説を探し、シュプランガーの類型論を参考にしました。

研究の進化具合としてここまでは良かったです。しかし、後期の目標である「実際にデータを取る」という部分に関しては、他のチームのほうがダントツで上手だなと感じました。

データを取るためのアンケートづくりには段階があり、①なんのためのアンケートかをはっきりさせる。②仮説を立てる。③仮設をもとに設問など、構成を考える。④校正。のざっくり4段階だと感じました。

最後は実際に成果をまとめ、発表用に資料として整理しました。デザイン的な完成度は前期から大幅に向上したと言えるほど、いいものができました。

 

 

 

 

発表

発表は前期同様、プレゼンテーション形式で行いました。振り返りを通して学びを得るという面では、この日が一番学びが多い日でした。

「好奇心を育てる場の条件」というふわっとしたお題から、それぞれ「インスタグラム」「運動」「幼児」「読書」「物理的距離」と、様々な切り口の研究を見ることができ、学びが多かったです。また他の班の資料・プレゼンを見ると、すごく丁寧に準備してきたことが伝わりました。例えば大半が台本を読んでる中、台本を覚えていたり、スライドに発表者メモ・非表示スライド、スライドそもそもの完成度の高さ、アンケートデータを二次元バーコードで提供したりなど、テーマへの切り口だけでなくその準備も様々でした。

 

反省点

資料はなるべくわかりやすくを意識しましたが、前期・後期すべての研究内容を伝えるために情報量が増え、前期で好評だった直感的・視覚的なわかりやすさを欠いてしまいました。また、内容としては前期3~4割・後期6~7割ぐらいの割合で発表を行ったため、後期の発表内容の「前提」となる前期の内容が薄くなってしまい、理解するのが難しい内容となり、しかも後期の「価値観」に関する話が多くなったので、テーマである「好奇心を育てる場の条件」の発表だったのか、内容にズレがないかというツッコミも受けました。

 

 

 

 

おわり

以上が、私の3年生でのゼミ活動の振り返りでした。マイナスな振り返りが多く感じたかもしれませんが、普通絶対しないような研究をすることができ、有意義なものだったと思います。もちろん全てが楽しかったわけではないですが、結果に向けてどう進んだか、どう考えて動いたかは、これからの色々への糧になると信じてます。

 

最期に、同じ班で1年間研究を続けてくれた班員・障害を噛み砕き、的確なアドバイスをくださった先生・多くの学びをくれたゼミメンバー。同じテーマで研究ができてよかったです。ありがとうございました。

 

 

 

 

番外編 ~タイトルで振り返る~

ここ1年、ブログを書くときのタイトルは少し変わったネーミングをしています。その時の心情を表しつつ、少し捻った名前をつけるようにしていました。3年生の総決算なので、ついでにブログタイトルの振り返りもします。

 

2021-04-23

目には目を+因果応報スペシャル - 大学生の振り返り帳

・さっそく面白いタイトル。この授業では「各班が発表→先生からのアドバイス」という流れがあったと思うのですが、あまり自分は発表の内容を充実させることができず、その結果フィードバックも少なく味気なかったという心情を「そこそこの頑張りにはそこそこで対応、でもそれは自業自得」という意味でつけたタイトルだと思います。

 

2021-05-21

Slow Thinking - 大学生の振り返り帳

・これは比較的そのままですね。哲学対話をしたのですが「早い思考・遅い思考」、「深く考える」ことが予想以上に楽しかったため、そのままつけたのだと思います。

 

2021-06-03

やっぱり因果 - 大学生の振り返り帳

・なんとなく傾向として、タイトルに凝るときは順調でない場合が多いのですが、これもその1つです。この頃は自分のモチベーション管理が大変で、あまり研究ができてませんでした。その結果、成果もそれなりになってしまい、「因果応報」をもじってこのタイトルになりました。

 

2021-06-09

メッキ - 大学生の振り返り帳

・これも例による病みタイトルですね。意味としては「見栄っ張り」だと思います。

最後の一文の「道草の中に、良い導きがあることを祈って。」ってちょっとかっこよくないですか?

 

2021-08-04

やりがい拍手 - 大学生の振り返り帳

・前期発表の振り返りブログですね。どうしていいかわからない中、自分なりの精一杯をぶつけた結果、アドアルファ様から一等賞をもらうことができ、やりがいを感じた瞬間を書いたのだと思います。巷で噂の「やりがい搾取」をもじって「やりがい拍手」。昔の自分おもろ。

 

 

以上で番外編も終了です。4年からはゼミ内の横のつながりを感じたいと思ってます。そこで、もしここまで見てくださる親切な方がいらっしゃったなら、優しく話しかけてあげて下さい、喜びます。非常に。

 

 

ありがとうございました。